「3.個性的な出版社」 2005年03月22日
セクシュアリティ関連書を語る上で外すことが出来ないのが、この「明石書店」でしょう。フェミニズム、女性や子供やマイノリティの人権、差別といったテーマで数多くの本が出版されています。
現社長の石井氏は、1960年の学生運動を経た後、労働運動と差別をなくし人権を確立するための運動に関わり、1974年、差別問題の研究会を立ち上げ、自ら季刊雑誌を発刊したという経歴の持ち主で、この雑誌が明石書店の前身となっています。
明石書店は、アジア・アメリカ・ヨーロッパなどの歴史・社会・文化、在日・新来外国人、障害者、福祉、戦後補償、フェミニズム等、より広い視野に立った出版活動を展開しており、セクシュアルマイノリティーや女性問題を考える上での資料が豊富にあります。
明石書店のウェブサイトには「立ち読みコーナー」が設けられており、多くの本の“立ち読み”が出来るため、購入の参考などに役立ちます。概要や目次はもちろん、序章や前書き、後書きといった部分が相当量掲載されています。
なお、2001年に、日本で唯一の「出版社を表彰する章」である、梓会出版文化賞に選ばれています。選考理由の一つに『アムネスティ人権報告』の出版が挙げられているのが印象的です。
書籍ライブラリの中から「明石書店」の本を何冊か紹介します。
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