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出版社/著者からの内容紹介
メンスの前の四、五日間に最も欲情すると告白し、性交や受胎・出産を想像しながら自慰を行う性心理を率直に綴った未婚女性の手記、性器を見られることを恥じながら性の欲求を熾烈に燃やし、フェラチオを好み、ザーメンを欲しがる女性の精神性豊かな性愛心理の報告、兄妹姦で処女を失った女性の性遍歴の記録など、女性の性学習の種々層を示すレポート12編。
抄録(「電子書店パピレス」より)
十九の夏休み。高校受験の前の年で涼しい山間の親戚の離れを勉強のため借りた時の事、つとめて自慰を抑えて勉強に熱中していた頃であったので、それに飽きると参考書を懐にフラッと歩くのが何よりも楽みであった。
蝉時雨の降るような午後、林間の小池の辺りの樹かげに腰を下すと快い涼風とゆるやかな松籟がトロトロと夢の国に誘い込んだ。
どの位眠ったか、快眠の後の清々しい耳に弾んだ若い女の声がとび込んで来た。その声がその家の十六の娘と、その娘が「姉さん、姉さん」と呼んでいる従姉の声である事は直ぐ判った。この「姉さん」は三年程前、近くの城下町に嫁入ったのであったが何故か不縁になって出て来たのが、実家におるのを憚って、縁続きのこの家に手伝がてら身を寄せているとの事は聞くともなしに聞き知っていた。
ソッと顔をもたげると女二人も午後のうだる暑さに汗ばんだ肌を流すべく水浴びに来たものらしい。十六の娘はまだ大人になり切らない生硬な身体をしていて眼をひくものを持たなかったけれども、年上の女の身体は素晴らしかった。二三寸の背丈があって引締った小麦色の肌をして豊満な臀部をより美しく見せるためのように胴はきりっとくびれていた。
彼女は前かがみになって髪を洗い始めた。木の葉越しの陽光が斑らに女の豊肌に戯れるように降り注いだ。陰毛が豊饒だと見えて股間からチラと見えたりした。
背面しか見えないので乳房は見ようもないが、腰の張りようからも素晴らしく丘陵がうかがわれる。
放心したように見惚れているのを娘が先に見付けたらしい、“アラッ”と叫ぶとバシャバシャと水際まで来て、楊柳の枝にかけてあった洋服を取るなり小鹿のような素速さで松の木蔭にかくれてしまった。
おかげで惜しい美女水浴の場はそれきり目をそらさざるを得なくなって、仰向けにひっくり返って、悪戯を見付かった子供のように堅くなって女の去るのを待たねばならなかった。
久しく自制していた性欲が、今見た女の豊饒な肉体に刺戟されてムクムクと頭をもたげた。
あの身体をギュッと抱きしめたらどんな気がするだろう。嘗つて垣間見た女の艶々しい肢体が次々に思い浮ばれて陰茎の先がしっとりする程興奮してしまった。
「あんた見たのね」
何時の間にか浴衣をきっちり着けた女が眼をのぞき込むような劇しさで顔を近付けて来た。
「見たって? …………眠っていたんだもの」
「嘘おっしゃい、つけてきたんでしょう」
「違うよ、君等の話声で眼を醒ましたんだよ」
「うまく云うワ、いゝわ、どっちでも。けどあんたは妾の身体を全部見たんだからそれだけの事はしてくれるんでしょう。恥をかかせはしないでしょうネ」
女はそう云うとパッと跳びかゝるように乗(ママ)しかかって力一杯首を抱きしめて唇をつけて来た。劇しい歯と歯のガツガツする程の餓えた獣のような接吻であった。女の手が白絣の下でムクムクと吐息している陰茎の上にかかった。怒張して先を濡らした若々しい陰茎に女は耐え難そうに“アヽ”と小さく吐息した。もう一度舌が切れはしないかと思われる程強く接吻すると片手で荒々しくパンツを引きさげてしまった。
かなぐり捨てるように浴衣の裾を払った女が陰茎に手を添えるとドロドロに濡れてとめどもない女陰の中にズブッと吸込んで、切なそうに「アヽ」と云うなり、キリキリと歯をかんで身もだえをした。熱した腟がヒタヒタと吸着いて忘我の快さが直ぐ射精を誘い出してしまった。女も出てたらしい。夥しい二人の精液が気悪く流れる。
「もう?」と女はさっきの利かん気を忘れたような女らしさで囁いて、それでもまだ腰をよじらして離れようとしなかった。
カサカサと鳥かも知れないもの音がした。
女はさっと身を起すと優しく「早いのネ」と云った。ドロドロに濡れた股の辺りがひどく気になって「だって初めてだもの」と云うと女はパッと眼を輝かして「アラッ、本当?」と云って急に姉さまらしく袂の中を探し出した。紙を持合せなかったらしい。「これ貸してネ」と脱いだパンツで一寸と内股を抑えてから、花模様のお腰で濡れそぼった陰茎を手早く拭いて、「アラどうしよう。下も濡らしちゃったワ。御免なさいネ。後で洗って上げるから」とそれでも一通り拭うと身をかがめて陰茎をスパスパと吸って「お初をもらったお礼よ」と艶然とした。
(思えば凄い娘たちの記)
はじめに
性戯を好む幼女たち
幼女の性慾についての実見
恐るべき少年少女たちの記
思えば凄い娘たちの記
女性の「会陰自慰」聞書
未婚女性自慰の手記
のぞかれた自画像――女性自慰実見記
或る女の性遍歴
男を較べる二人の女性
「新妻の日記」とその解明
聖処女のパッション
アクメと命を斗いとる性愛手記
解説 来栖幸子