愛液の神秘

著者:渡 仲三
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価格:¥ 851
出版社:KKロングセラーズ
発行年:
サイズ:電子書籍
No:1-12484

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■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
愛する男女のいとなみを一層高めるのが、女性の“愛液”。それはふたりのセックスを充実させる潤滑油であり、文字通り“濡れ場”の主役なのです――性科学界の権威が、初めてその神秘を医学的に解明し、充実したセックスライフを楽しむ秘術を教えてくれます。


抄録(「電子書店パピレス」より)
女性はオーガズムに到達するまで、膣から愛液を分泌し続ける

女性と男性では、オーガズムの性格がまったく違います。このことが知られるようになったのは、つい最近のことで、それどころか、女性にオーガズムがあるということが明らかにされたことでさえ、二〇世紀もなかばになってからなのです。それまでは、女性には性欲がないと思われてきたのです。

さて、女性にくらべて、男性のオーズガムは単純なものです。“興奮期”では、性的刺激によってペニスが勃起。“高原期”では、ペニスが最大の大きさまで増大。そして、興奮が絶頂に達したところで“オーガズム期”を迎えて射精。オーガズムは一回だけで、そのあとの“消退期”では、急速にペニスは縮小。刺激にも反応しなくなっていく。どの男性にも、このパターンひとつで説明がつきます。

ところが、女性のオーガズムとなると、じつにさまざまのパターンがあります。“高原期”の長さが人によって違うのはもちろん、その中に“オーガズム期”が一回だけあるのもあれば、何度も繰り返しておとずれるものもあり、なかには、オーガズムがこないで、ただ“高原期”が長々と続いていくものもあります。さらには、“消退期”で、興奮がなかなか醒めないものもあれば、急に醒めてしまうものもあるのです。

こういったオーガズムのパターンは、個人差があるばかりでなく、そのときの本人の体調や男性との関係にも大きく左右されます。

また、オーガズムの感触も人によって大きく異なり、「体が落ちていく感じ」「意識が遠くなり、全身が熱くなる」「膣がけいれんを起こしたようになる」「頭の中がからっぽになって、体が宙に浮いたようになる」

このように女性のオーガズムはバリエーションに富んでいますが、ただひとつ、どの女性にも共通していることがあります。それは、オーガズムに達するまで、膣から愛液が分泌され続けているということです。

愛液は、前戯の段階からオーガズムまで量の変化はあるものの休みなく出されます。愛液の多い人になると、びしょ濡れといっていいほどの状態になって、オーガズムの瞬間は、びしょ濡れのピークなのです。

これは、精子を受け入れるために必要なことで、膣の中が愛液で潤されているからこそ、精子は無事に子宮の中まで泳いでいけるのです。

そして、オーガズムに達すると、愛液の分泌はほぼ止まります。というのも、精子が泳いでいるときに、また愛液があふれだしたら、精子が卵子にたどりつかないうちに、外に流れだしてしまうおそれがあるからです。
精子をうまく受け入れるために、オーガズム後は、子宮口を開いて膣口を閉じる仕組みになっているのです。

オーガズム期には、膣の内部のこういった変化とともに、生理的にも変化が現われます。セックスのはじめから増加してきた脈拍や血圧も、オーガズムで最大に達し、血圧は一五〇〜一六〇、ときには二〇〇〜二五〇になることもあります。女性は苦しい表情を浮かべ、だんだんと強くなるあえぎ声も、呼吸が苦しくなってくるのが原因なのです。

さらに、血液中の酸素濃度が低くなってきます。じつは、これこそが、「意識が遠くなる」「体が宙に浮いたようになる」といったオーガズムの感覚をもたらすのです。そして、オーガズムに達すると、平滑筋が〇・八秒単位でリズミカルに収縮します。つまり、男性のヒクヒクに合わせて、女性がヒクヒクするわけです。
 
と同時に、全身に汗をみなぎらせてグッタリとなってきます。これは、オーガズムに達した女性特有の現象として見逃せません。というのは、ほかの現象はごまかしがきくけれども、発汗現象だけは演技ができないからです。

女性は、ときにはたいして感じていなくても、あえぎ声を出したり、震えたりすることくらい朝飯まえです。男性のために思ってすることもあったり、計算づくのときもあるでしょう。どちらにしても、男性としたら、相手がほんとうにオーガズムに達したことを確かめたいもので、そんなときは、女性の全身に汗がにじんでいるかどうかで見ればいいのです。

さて、オーガズムに達すると妊娠しやすいという話がありますが、これは事実です。そもそも排卵というのは、血中の黄体形成ホルモンの濃度が高まることによって誘発され、通常は、この現象が周期的に起こって、排卵日が決まるわけです。排卵からつぎの月経までは一二〜一六日と決まっています。

ところが、女性が強い興奮状態になると、黄体ホルモンの血中濃度が高まるという現象が起こることがあります。そうなると、予定外の日に排卵が起こり、思いがけなく妊娠することになるのです。


著者について。渡 仲三(わたり なかぞう)
1926年生まれ。群馬大学医学部卒業後、同大学講師となり、ハーバード大学、ニューヨーク州立大学へ文部省より派遣され留学、病理学を専攻。帰国後、群馬大学内分泌研究所助教授、名古屋市立大学医学部教授を経て現在名誉教授。解剖学、電子顕微鏡学の権威として活発な学会活動のかたわら、在外研究として1983年にマスターズ・ジョンソンの愛液に関する仮説を世界ではじめて立証。一躍その名が世界的にも知られる。
論文多数、著書に医学書『組織学』(金芳堂)『よくわかる立体組織学』(学際企画)など多数。性書では、『乳房の愛し方』(ポケットブック社)他。


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■ 目次

まえがき

第1章 愛液の神秘のベールを剥ぐ
 ●世界ではじめて私たちは、愛液の神秘を明らかにした
 ●女性の膣を濡らす愛液は、膣壁からの雨漏りである
 ●愛液は潤滑油的働きと、膣内を中和させる役割がある
 ●愛液は、膣壁から出る血漿と、子宮頸管、バルトリン氏腺から出る粘液である
 ●“潮吹き”の実態は「オシッコ」だが、男性にとってはあこがれの名器である
 ●女性を濡らす快感のGスポットは、男性にとっても一大快楽スポット
 ●愛液の溢れるすばらしくいい女性でも、体の水分が不足すれば、濡れなくなる
 ●女性器は清潔にさえしていれば、強く匂うことはなく気にすることはない
 ●女性が性的な刺激を受けると、脳が感知して、濡れる指令を出す
 ●若い女性の愛液やオシッコは、不老長寿の薬となりえるか
 ●「甘酸っぱいヨーグルトの味」が、オーソドックスな愛液の味
 ●男性を惑わす性ホルモンは、女体のセックス・ポイントから出る
 ●いつでも、どこでも人間の女性は、性的刺激を受ければ愛液を漏らす

第2章 愛液を濡らす女体のメカニズム
 ●女性は生殖能力が終わっても、死ぬまで濡れに濡れる
 ●女性はポルノ映画を観ているうちに、経験を甦らせ思わず濡れてくる
 ●女性はオーガズムに到達するまで、膣から愛液を分泌し続ける
 ●男性の愛撫の仕方しだいで、女性は幾度も濡らしはじめる
 ●女性も性夢を見ながら、股間をぐっしょり濡らしている
 ●赤ちゃんに乳房を吸われていても、女性は濡らしている
 ●女性をさらに濡らすには、耳もとで卑猥な言葉を囁いてみる
 ●女性は暗い場所で愛撫されたほうが、安心して濡れやすくなる
 ●満腹の状態よりほどほどの空腹感が、女性をほどよく濡らす
 ●男性のムード作りが手抜きでは、女性は濡れにくい
 ●生理中のときはよく濡れるが、休息日にしてあげよう
 ●排卵日近くなると濡れやすいのは、精子の通過をスムースにするためである
 ●さり気なく拭いてくれるやさしさに、ふたたび濡れはじめる
 ●男女のセックスの関係においては、征服する側と征服される側にわかれる
 ●いったん快感が消えかかると、濡れも止まってしまう
 ●女性の脳が拒絶すれば、濡れることはない
 ●女性はとっては濡れ具合と、感じ方はイコールなのである
 ●女性が濡れすぎで、体の具合いが悪くなることはない

第3章 愛液を出す愛撫テクニック
 ●濡れにくい女性へは、黄金の三角地帯にソフトタッチ
 ●クリトリスへの愛撫は、濡れ具合をたしかめて
 ●直接本丸を攻めずに周辺からいくと、よく濡れる
 ●濡らすためのクンニリングスなら、そのまえに口腔を清潔に
 ●動きを止め、抱きしめることでも女は激しく濡れる
 ●アクロバチックな体位は、女性も自分も傷つける
 ●指で濡らしたければ、前壁を重点的に攻めたてる
 ●間断なく体位を変えるのは、女性にとっては逆効果
 ●男性が好む後背位より、女性が安心できるのは正常位
 ●髪などを撫でながら安心させてからはじめる
 ●耳に熱い息を吹きかけるのは、女を濡らす合わせワザ
 ●服の上から尻や肛門を愛撫すると、濡れるのを止められない
 ●乳房への「面と点」による愛撫で、女性は激しく濡れる
 ●ヘソから恥丘にかけては、じらしのテクニックで濡らせ
 ●風呂の中では前戯までにとどめるのは、愛液が流れてしまうからである

第4章 濡れる女性にする男性の愛情
 ●セックスに対して関心のある女性ほどよく濡れる
 ●よがり声の大きい女性は、濡れる量も多い
 ●性感の開発度によって、濡れ具合はまったくちがう
 ●セックスに罪悪感を持っていると、濡れにくい
 ●言葉による暗示効果で、すばらしい名器となる
 ●濡れすぎでゆるめの膣でも、トレーニングで名器となる
 ●下着で体を強く締めつけていると、血行が悪くなり、濡れ具合がおかしくなる
 ●性器を“洗いすぎる女”は、“濡れない女”になる
 ●感度のいい女性になれるという媚薬や食品には注意しよう
 ●出産経験は、濡れない女を、濡れやすい女に変える
 ●オナニーではよく濡れる女性だがセックスではあまり濡れない理由
 ●男性の心ないひと言で、女性は、濡れにくい女となる

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愛液の神秘紹介ページの最終更新日時
2006年4月1日 17:30:48
ID:1901