| 「この本はおすすめ」という人は→ |
ファッションホテル=ラブホテル。そのフロントに勤めた著者による、セックス産業の裏側を生々しくレポート! 美女と野獣カップルや年のころまだ中学生あたりのカップル、乱交目的の男女、ロリコンカップル、などなど、お客様の観察や、困ったお客様対応の体験談など、ラブホの実態を今ココで明らかに!
抄録(「電子書店パピレス」より)
ロビーでお待ちしているそれぞれのカップルは、TVを視ているものもあり、抱きあってキスしているものもあったり、彼女のオッパイをなでたり、手クセのわるい男なんか、彼女が払いのけるのも無視して、あそこへ手をすべり込ませているものもいる。夏だから薄着だし、あそこへ手はすべり込みやすい。男にとっては天国の夏、といってもいいのではないか……。まったく子供とおなじで、少しもジッとしていない手クセだ。
こんなのは、馴れっこになってしまっているのだが、テニス帰りらしいカップルはお待ちに腰掛けるなり、男は、女がテニスするときにはくブルーマーのような大きなパンティーを、いきなりなれた手つきでスウーと取ってしまった。
「あら! あのカップルの男、女の娘のあそこを、すっポンポンにしちゃったわ」
女史が驚き声をだした。みないっせいにTVを視た。
女はイヤがりもせず男とキスをはじめた。男は半ズボンをすこし下げ、天を仰いでいなないているような大きなムスコさんを出し、女ににぎらせた。
しばらくして男は、女を膝の上へまたがるようにして抱き寄せ、座位のかっこうでSEXしている。もう……ビックリこいたナ……。Sも使わず、純ナマで大丈夫なのかな……と心配。
こんなずうずうしいカップル、後にも先にもはじめて! いつ「お部屋が出来ました」、といってくるか分からないのにネ……。
男は女をひきつけ、激しい腰の動きをしているのをTVは映し出している。ものの一分もせずして、激しい動きがやんだ。男はトレーナーの胸ポケットからハンケチを取り出し、結合の部分に当てがっている。女は男の膝の上から降りて、すばやくブルーマーのようなパンティーを身につけ、となりの椅子に腰を掛けて男になにか話しかけていた。
「若さネ……。うらやましいわ……」
女史の羨望のまなざしは、じょじょにあきらめの色に変わっていく。
「ふたこすり半でおわっちゃったみたいネ」
マーちゃんは、いかにもあきれた……といった様子でいう。
このカップルの様を、モニターでぜーんぶ視ていたオレは興奮したナ……。これがあるからホテル勤めがやめられないのだ。オレはうわずった声でいった。
「犬か鳥みたいにあわてて抱っこちゃんしなくとも、すぐ部屋ができるのにネ……」
ファッションホテルの夜話