愛と哀しみの街〜新宿二丁目物語

著者:原 吾一
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表紙画像
価格:¥ 1,470
出版社:鹿砦社
発行年:
サイズ:電子書籍
No:1-7562

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■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
男を求める男の街としてその名を知らしめる、新宿二丁目。ゲイバー、ホモバー、ウリセンバーがひしめきあうこの街で、どのような喜悲劇が展開しているのか。
 本書ではセックス絡みの歴史を重ねる新宿二丁目の過去を探る。戦前の遊郭、戦後の赤線、そしてホモの街…。愛と哀しみの人間ドラマが今ここに。


抄録(「電子書店パピレス」より)
 「浮舟」のボーイは、みな英会話ができ、ほかにもフランス語、中国語を得意とする者もいる。ママも、美形のオカマだ。さほど宣伝もしないのに、評判を伝え聞いてやってくる外国人は多かった。
 各国の商社マンを筆頭に、観光旅行者、芸能関係者などが、恐いもの見たさの風情で店に入ってくるのだ。
 昭和四十一年の三月には、映画俳優のロック・ハドソンが顔を出した。
 前年度に制作された『すべてを貴方に』という映画のキャンペーンで、女優のレスリー・キャロンと共に来日したのだが、「浮舟」には、マネージャーとおぼしき男との二人連れで現れた。
 ロック・ハドソンには、あの『ジャイアンツ』(ジェイムス・ディーン主演、エリザベス・テイラー共演)で見せた男らしさは、ひとかけらもなかった。
 眼つきや動作が女っぽく、ボーイの体を撫でまわす手にも、年季が感じられる。
 その夜、彼と連れの男は、それぞれ一人ずつのボーイを伴なって、滞在中のホテルに帰っていった。
 次の日も、二人は「浮舟」にやってきた。
 三十分ほどいただけで、昨夜とは別のボーイを指名し、双方共に相手の腰に手をまわして店を出ていったのだ。
 「アイツ、ベットの中では完全に女なんですよ。でもあれこれ俺に奉仕させながら、かん高い声であえいでいたくせに、最後のときには男になって、俺のアナルを狙ってきたんです――」
 前日に、ロック・ハドソンと一夜を過ごしたボーイは、吐きすてるような口調で寿扇に告げた。


著者について。原 吾一(はら ごいち)
埼玉県生まれ。10代より紆余屈折(うよくっせつ)の人生を歩み始め、芸能界、新宿二丁目などを流浪。その経験を生かし現在は執筆活動に入る。主な著書に『二丁目のジャニーズ』『二丁目のジャニーズ 死闘篇』『二丁目のジャニーズ 最終戦争篇』『スミレの花は夜ひらく』等がある。


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■ 目次

はじめに

第一章 遊郭、赤線、ゲイバー
 「M」のママ
 “ウリセン”バー「G」
 朝日地蔵
 赤線地帯
 全学連の男
 ワルシャワ労働歌
 元造の告白
 ゲイバー第一号
 バイセクシュアル?
 みにくいアヒルの子たち

第二章 「男」を売る家
 “ウリセン”誕生
 妖しい男性募集
 華島田寿扇
 友情と愛情
 外国人専門店
 映画スター
 “女”を辞める苦悩

第三章 そして現在
 ある“営業用”ホモ
 ヌード写真
 火曜日の男
 新宿二丁目の黄金期
 二丁目の今後を考える会
 運命のイタズラ

おわりに

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愛と哀しみの街〜新宿二丁目物語紹介ページの最終更新日時
2006年4月1日 17:30:48
ID:1970