歴史好きの人にとって、江戸時代の人々の日常に迫ろうとするならば、彼らの性愛の文化を知り理解することはとても大切なポイントと言えるでしょう。
ここに集めた本を読むことによって、“さらに一歩踏み込んだ視点”を得ることが出来ると思います。
「江戸の性談―男は死ぬまで恋をする」
武士文化が花開いた江戸に生きた男たち。 その性愛のかたちが多彩であったことは多数の春画や文献によってよく知られている。 そのおおらかさをうらやむ現代人も多いはずだ。だが、その多彩さを生んだのは「天下泰平」だけでなく、貧しさや武士社会の理不尽なモラルといった「死ととなりあわせの生」でもあった。いつ死んでもおかしくない、だからこそ切実に追い求めた「性の快楽」。 春情の目覚めから老いらくの恋まで、「人間らしい生きざま」を江戸の男たちに探る。 (出版社/著者からの内容紹介)
「江戸の艶本とバレ句を愉しむ」
江戸時代の中期から後期にかけ、わが国独自の女性に対する徹底的な観察と実体験を経て、世界に冠たる性愛文化が花開いた。本書はそれらを項目別に整理し、解説を加えた本格的研究書である。 (「BOOK」データベースより)
「江戸の性風俗―笑いと情死のエロス」
著者は江戸時代の武家の日記を紐解きながら、「江戸時代にはかなり上流の家庭でも性的な話題がためらいなく交わされ、のみならず男女の別なく皆でそれを楽しんでいたという新たな“発見”は、当時の人々の性に対する認識、ひいては江戸の社会そのものを考える上で、たいそう貴重なものではないでしょうか」と、その大らかさと笑いに注目します。本書は、そんな著者による、江戸の性風俗のありのままを紐解いて行く試みです。
「吉原と島原」
公娼を一定区域内に集めた遊廓は、豊臣秀吉の政策下に出現し、江戸時代に発展を遂げた。やがて遊廓は、単なる性的遊興の場に止まらず、サロン的性格をもつに至る。主役たる遊女の艶姿や特異な風俗、遊女を巡る人間関係は、江戸期の文学、絵画、演劇等のモチーフとなった。代表的遊廓、江戸の吉原、京の島原を中心に、その歴史、構造、習俗等を探る。(出版社/著者からの内容紹介)
「江戸のかげま茶屋」
元禄時代末頃、主として田沼時代、明和・安永・天明時代の、陰間を抱えて売色渡世をした「かげま茶屋」を主題として記述。挿絵も多数収録する。巻末には浄の男道を描いた「男色鑑」を収める。92年刊の増補新訂版。 (「MARC」データベースより)
「江戸の性愛文化 秘薬秘具事典」
秘められた江戸の性愛文化の秘匣を開き、閨房用の秘薬と秘具を鮮明に描き出す。前編は、「帆柱丸」「長命丸」「女悦丸」など、江戸の庶民たちが用いていた秘薬の実態を、文献と古川柳と絵図によって提示し、その薬剤の処方までも詳述。後編では、「張型」「兜形」「鎧形」「琳の玉」「ヘイコノインポ」「吾妻形」「肥後芋茎」など、現代では忘れられている器具を探査して、江戸の閨房秘具の全貌を紹介する。(出版社/著者からの内容紹介)
「不義密通―禁じられた恋の江戸」
徳川時代。儒教道徳の下、女は操正しかったのか?なかなかどうして、さにあらず。密通、出奔、近親相姦……。史料の森に分け入れば、見えてくるのはしたたかな顔。性愛から照射する、われわれの知らない江戸の姿。(出版社/著者からの内容紹介)
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