セクハラが人々の共通認識となって久しいですが、戦々恐々とした気持ちにさせられる世の中になってしまったと嘆く男性も居られるかと思います。
「そんなつもりじゃなかった」では済まされない現状、しっかりとした認識を持つことを通じて、怯えるだけで終わらない積極的な理解と行動を目指したいものです。
「女は男のそれをなぜセクハラと呼ぶか」
本書は、これまでにあった「企業のセクハラ対策マニュアル」とは違って、セクハラを一人ひとりの個人の問題としてとらえ、男女共に不幸な目にあわないためにどうすれば良いのかについて、弁護士としての経験を大いに踏まえ書かれています。また本書は、「ほんの少しの自覚と注意さえあれば防げたはず」と思われた数々の事件を見つめてきた、そんな著者の悔しさが込められたメッセージでもあります。
「セクハラ完全マニュアル」
セクハラになるのは、どんな行為や言葉なのか。解決方法は。近年、問題が顕在化してきたスクール・ハラスメントや、会社・学校以外でのセクハラも含めて、平易に解説。トラブル相談機関リストも収録する。(「MARC」データベースより)
「マンガで読む セクハラ・ボーダーライン講座」
セクシャル・ハラスメントとは?、セクハラのボーダーラインや判例スタディ、先進企業のセクハラ対応などを、マンガを利用し、視覚に訴えることで、セクハラの微妙なグレーゾーンやポイントをわかりやすく解説する。(「MARC」データベースより)
「知っていますか?セクシュアル・ハラスメント一問一答」
「セクハラ対策は一応始まったものの、防止や問題解決のための共通の認識や理解が定着したとは言えない」という著者による、一問一答形式の実用書です。「セクシャルハラスメントってどんなこと?」という基本的なことから始まり、対価型と環境型という2つのタイプを提示して、判断の助けとなるような情報を教えてくれます。
ボリュームはさほど多くありませんが、基本事項が満遍なくシッカリと押さえられていますので、職場や大学などに常備しておくハンドブックとして役立つことでしょう。
「裁かれる男たち―セクハラ告発の行方」
本書では、実際の裁判における、女性側の訴えや証言内容、裁判所の判断を仔細に見ていきながら、そこに潜む“あたりまえの感覚”や“女性はこうであるはず”といったイメージ、つまりジェンダーの罠をあぶり出していきます。
例えば、病院内でのセクハラ事例での、スキンシップの解釈について、「男性側の主張するスキンシップというものは“性的範疇との境界”を自ら曖昧にしてしまっているのではないのか」と指摘し、ここに、男性の抱えている“女性”が暴走・逸脱しているという現象を見出しています。
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