「房中術」という言葉を聞いたことはあっても、その実体を知る人、さらに実践してみた人というのは限られるでしょう。表面的に見れば、それは荒唐無稽と受け取られ兼ねず、ますますその姿は見え難くなって行きます。
下記の本を通じて、房中術の本来の姿に触れてみるのは如何でしょう。
「「気」の思想から見る道教の房中術―いまに生きる古代中国の性愛長寿法」
本来、房中術とは、性の交わりを手段にした長寿の法とされていました。しかし、現在では多くの人が「快楽を追求する性の技巧」という誤解をしているのではないでしょうか。本書では、房中術の本来の姿を知ってもらうため、その歴史から、理論や実際の技巧について、幅広く紹介・解説していますので、読者は房中術の“本来の姿”を知ることが出来るでしょう。
「道教の房中術―古代中国人の性愛秘法」
不老長生は誰もが願うところだが、古代中国人はさまざまなやり方でそれを達成しようとした。陰陽五行説に理論づけられ、漢民族の自然宗教である道教にとり入れられた房中長生(性交)術もその一つだ。しかし、宋の時代、理学が盛んになると、荒唐無稽、快楽を追求する邪道だと白眼視されてしまった。ところが再認識がすすみ、いまや現代科学も注目するところとなった「男女和合ノ道」の歴史、理論、実際の技巧などを詳述する。中国史の裏面を知るためにも格好の書。(「BOOK」データベースより)
「性愛の中国史」
本書は、“性”を軸にした中国文化史です。「かつては、宋、明、清の各王朝時代の性の統制、性の閉鎖性は厳しいもので、民俗の性生活は貧しいものだと単純に考えていたのだが、民間の性文物を大量に収集してみると、民間の性生活は豊かで活力があり、統制や閉鎖性は表面的なものに留まっていることが分かった」と言う著者は、古代人が生み出した漢字の中に生殖器崇拝が込められていることを指摘することを手始めに、春秋時代の君子たちがとった性の政策(国営売春)や数々の論争を紹介していきます。
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