単なる「怖いもの見たさ」や「物珍しさ」に留まらず、様々な切り口でアブノーマルの世界を掘り下げてみませんか?
「インセスト幻想―人類最後のタブー」
「世界中の人類に共通する慣行を挙げよと人類学者に問えば、10人中、9人は近親姦と答えるだろう」という、文化人類学者エドマンド・リーチの言葉を引き合いに出し、そのタブー観がもたらす幻想、つまり、禁止されているがゆえの甘美な夢としてのインセスト、という視点を提示しています。
本書では、インセストがもつ、歴史的にも内容的にも巨大なイメージそのものに翻弄されながらも、賢明に問題提起を続けている著者の姿が見えるように思えます。存在しないのではなく、見ないようにしているのだ、と言うことも出来るインセスト。そんなインセストに問題意識を持つ人におすすめします。
「愛しのペット―獣姦の博物誌」
動物界ではオスとメスとでは見かけに格段の違いがあるケースが多い、とした上で、「性的交わりが互いの境界を打ち破り、見知らぬ領域に踏み込む行為であることに間違いない。だからこそ、その行為は今なお獣姦の香りを放ち続けている。似たもの同士の性交なんて、どこがおもしろいというのか」というセンセーショナルな前書きから本書は始まります。
「エロトマニア 性的大量殺人の研究」
2000人以上の女性にワイセツ行為を行い、13人の女性を性器が見えるように殺害、そのうえ数名に死姦――今世紀最大の性的大量殺人者として全米を震撼させた、A.H.デサルボを、あらゆる角度から分析。アル中の母と生活破綻者の父の間に生まれた1931年から、獄殺された1975年までを克明に描き出した、衝撃のノンフィクション!
「性の猟奇モダン―日本変態研究往来」
大正末期から昭和初頭にわたる「エロ・グロ・ナンセンス」の時代。続々と発刊された変態雑誌と、梅原北明、中村古峡、斎藤昌三、酒井潔など日本性学の泰斗を照射し、そのまなざしのありかを検証する、猟奇モダン時代の性メディア史。(出版社/著者からの内容紹介)
「アブノーマル・ラバーズ」
人はなぜ、ノーマルとアブノーマル(変態)の間に引かれた線にこだわるのか。SMや女装趣味、フェチなど、“性倒錯”という世界にのめり込んだ人々を著者が愛情を込めて取材した衝撃のルポルタージュ。(出版社/著者からの内容紹介)
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