『江戸幻想批判―「江戸の性愛」礼讃論を撃つ』
著者は、批判のための批判をしているのではなく、歴史学的立場から、学問的正当性をもって事実を提示し世に問いたい一心であることが、本書から伝わってきます。学問の世界と世間との意識のアンバランスさが生み出す、トンデモ情報の蔓延を憂える一人なのです。
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『ストーカー日記』
読み方によっては、その「住所推理と追跡調査」の様子から、本書はちょっとした推理小説やサスペンスといった趣も感じられますが、ちょっとこの感覚には付いて行けないな、というのが正直な感想です。ある意味、旧世代オタク文化の残照という言い方も出来るでしょう。
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『アメリカ人の性生活』
本書は、アメリカの週間新聞に連載されているQ&Aコーナーをまとめたものです。その数は119件。
内容は、ありとあらゆる性の悩みで、「勃起の妨げにならないコンドームの付け方を」「彼がオーラルでイってくれない」「自虐的マスターベーションの危険性について」「スワッパーが三人目の参加者に女性を選ぶのはなぜか」「ヌクところを見てもらえる女性が必要なわたし」などなど、質問の内容には唖然とさせられるものも多いですが、それ以上に、回答者のユーモアとウィットに富んだ返答振りは痛快ですらあります。
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『恋愛結婚は何をもたらしたか』
本書は、そもそも明治時代に唱導された“一夫一婦制”は、単なる精神論や道徳談義ではなく、「総体日本人」の改良という国家戦略と共存していたことを指摘しており、恋愛結婚とそれをめぐる言説が実は、優生学という危険な部分と表裏一体であったことを検証したもので、このことから伺えるように本書のテーマは非常にスリリングなものです。
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『男の子を性被害から守る本』
著者は、教育こそがこうした悩みや恐怖心に打ち勝つための最良の方法と言います。まずは大人たちが、この男の子の性被害の事実を知ること。そして、子供と信頼関係を築くことが大切であり、本書をそのために役立てて欲しいとのことです。
前半では、性的虐待に関する誤った思い込みや、うそといったことを箇条書き形式でわかりやすく紹介しています。この内容を読むだけでも救われた思いになる男の子も多いことでしょう。
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