『論争―アンペイドワークをめぐって』
本書のタイトルは“論争”となっていますが、その内実は、すれ違いと強硬な姿勢のオンパレードといったところで、とても論争と呼べる内容にはなっていません。
言ってしまえば、論争ではなく理屈っぽい中学生の喧嘩という程度に留まっているだけであり、皮肉にも本書は、結局は行岡氏に対して「それで、これからアンペイドワークに対してどんな立場を選ぶのか」という問いを突きつけて終わっており、そのことが印象的です。
登録カテゴリ: [ フェミニズム ]
『幸福論―幸せを3倍にふやす方法』
「合い相と合い性」「男性の生理を知っていますか」「高齢者の性」「オナニーとシルバー」「ヴァージンの再婚」「アガリスクと健康」などなど、ユニークな項目が並びます。内容はシリアスというよりも読み物として楽しめるタイプのものになっています。
登録カテゴリ: [ 性教育の本 ] [ 性の考察 ] [ 性生活アドバイス ]
『恋愛結婚は何をもたらしたか』
本書は、そもそも明治時代に唱導された“一夫一婦制”は、単なる精神論や道徳談義ではなく、「総体日本人」の改良という国家戦略と共存していたことを指摘しており、恋愛結婚とそれをめぐる言説が実は、優生学という危険な部分と表裏一体であったことを検証したもので、このことから伺えるように本書のテーマは非常にスリリングなものです。
登録カテゴリ: [ 結婚、離婚 ] [ 恋愛について ]
『イスラーム世界の女性たち』
イスラームの世界を「別世界」と考えてはいないだろうか。
シバの女王から現代サウジのプリンセスまで、彼女たちはいかに苦しみ、楽しみ、権力をも握り、暮らしてきたのか。中東を中心に、アッラーの教えを守りながら生きる女性たちの真の姿を描いて、誤解と偏見に満ちたイスラーム観に一石を投ずる。(出版社/著者より)
登録カテゴリ: [ 性と社会の本 ] [ 女性史 ] [ 古今の性風俗文化 ]
『軍事組織とジェンダー―自衛隊の女性たち』
日本の軍事組織・自衛隊及び防衛大学校をめぐるジェンダー・イデオロギー研究。米軍における膨大な先行研究を取り込み、自衛隊のジェンダー政策と自衛官募集ポスターの表象の変遷を追い、自衛隊及び防衛大学校のフィールド・ワークを行うことで、自衛隊が、男性を範型とし、性別関与的に組織を構造化してきたプロセスを解明する。
登録カテゴリ: [ 性と社会の本 ] [ ジェンダー ]
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