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本書は、性同一性障害をテーマに、性の持つ2つの側面、すなわち「生物学的性別」と「性の自己認識・自己認知」について取り上げ、心と体の性差がどのようなプロセスで決定され、また変化して行くのかを解説しています。
本書の文章は平易に書かれており、ややもすると専門的になりすぎる嫌いのあるテーマを、とても飲み込みやすいものにしています。ちなみに、性同一性障害はなぜ起こるのかということについて、現時点では未だ明確な答えがないということを断りつつも、ホルモン因説が有力ではないかとしています。
本書は、科学を入り口としたセクシュアリティ入門書と言え、ジェンダーという言葉の理解に役立ってくれるでしょう。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「MARC」データベースより)
性転換をめぐる問題は単に性に関する事柄にとどまらず、社会の中での人と人との新しい関わり方や考え方にも多くの示唆を与える。性同一性障害をもつ人たちがどんな症状を抱え、なぜそれが起こるのかに迫る。
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