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レイプは魂の殺人だ。それを公にできず、人知れず苦しんでいる被害者は、数知れない。そんな中、「御直披」(あなただけに読んでいただきたいのです。)と記され、著者の元に届けられた一通の手紙。それは傷ついた被害者が、犯罪に立ち向かおうとふりしぼった勇気の第一歩であった…。
性犯罪捜査官の著者に支えられ、そして共に闘い、犯人に対して強姦罪としてはまれにみる有期最高刑・懲役20年の判決を勝ち取った被害者の魂の軌跡と、著者との胸を打つ心の交流を綴った、感動のノンフィクション。(出版社/著者からの内容紹介)
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発端―ある日、一人の強姦被害者から一通の手紙が。その日から私と彼女の往復書簡が始まった
抗議―処女でもないんだからいいじゃないか。精液反応がでない、「これでは本当に強姦されたかどうかわからないな」
謝罪―同じ警察官として心からお詑びします。強姦は魂の殺人に匹敵
あの日―あの日の午後十時。帰り道に二人の男がサッカーを
犯罪の手口―待ち伏せ、オートロックマンション。白昼堂々、十時間監禁
レイプ―マンションのゴミ捨て場で。殺されたくなかったら服を脱げ
事情聴取―犯罪は日常の裂け目。あなたの苦しみを私が受けとめます
告訴―犯行から六か月、遅くないなら今からでも訴えます
女性刑事―私が婦人警察官になった理由。刑事までに十一年かかりました
悪夢―夢を見ます。黒い手が私を引き裂く、そんな悪夢です〔ほか〕