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出版社/著者からの内容紹介
セックスをすると、どうして感じるの?
どうすれば、パートナーに感じてもらえるの?
日本人の性を研究して30年の著者・北村邦夫が、科学的な知識を基にわかりやすく解説します。
ピストン運動を頑張って、感じてもらおうとしている男性――。
感じたふりをして、男性を喜ばせようとする女性――。
「え、そうだったの?」 これまで常識だと思っていたセックスの知識が、実は非常識ということが意外に多かったことに驚かされます。「セックスをすれば、なぜ感じるか」を理解していないことから生じる誤解や誤算。
パートナーへの愛撫の仕方、年齢に応じた体位の選択、などしっかりした知識があれば、セックスはよりよいものになるはずです。セックスはふたりでするもの。パートナーと一緒に「マニュアル本ではたどりつけない、ふたりだけの快感」を探してみませんか。
著者からのコメント
(社)日本家族計画協会クリニック所長 北村邦夫
これほどに日常的な行為であるにもかかわらず、きちんと学ぶ機会のないSEX。他の人はいったいどうしているの? こんなときどうしたらいいの? などと他人に尋ねることもできません。そのためか、疑問を晴らすにはインターネットや書店で情報収集に励むしかないのです。
しかし、行き着くところは、マニュアル本。何やら見当違いの場所にスポットライトが当てられ、娯楽の要素だけがひとり歩きを始め、人と人との触れ合いのSEXが失われていく。その結果が合計特殊出生率1.29。「飛躍し過ぎ」とお叱りを受けそうですが、私はわが国の少子化の一端は、SEX回数の少なさをはじめSEXの在り方にあると思っているのです。
ある素朴なSEXの疑問に答えるという「週刊ポスト」での連載をきっかけに、私のSEX探求の日々がスタートしました。もちろん、我が身をもって実践するなどという、そんな厄介な話ではなく、SEXを科学するという視点からの取り組みでした。やがて、私自身がそのSEXの奥深さの虜になっていくのです。躍起になって資料を読み漁るうちに新たな発見、感動が繰り返されました。
本書の随所に、そんな私自身の学問する姿を垣間見ることができるに違いありません。
たとえば、「バルーン現象」。女性が性的に興奮すると腟全体が風船のように広がり、男性は自身の性器の存在を感じなくなる。まさに、My penis is lost.です。「僕のムスコちゃんはどこに行っちゃったの?」 こんな現象があるってこと存知でしたか? 締め付けられることに興奮する男性と、締め付けることに必死な女性とのSEXが如何に愚かしいことか。
各種メディアを通じて、すっかりお馴染みになった「ポリネシアン・セックス」。まったりとした時の流れに身をおくことを忘れてしまった日本人に、あえて挑戦的に提案したスローSEXのすすめ。ただ慌ただしく、ただ速いだけのSEXからの解放です。
SEXは足と足の間ではなく、耳と耳の間で行う、というのも圧巻です。『パーフェクトH』(LaLaTV)で共演中の山田邦子さんは、「ということは口ってこと?」と真顔で答えていましたが、脳を科学することなしにSEXを語ることはできません。
日本人が常識と思いこんでいたSEXの非常識の数々。しかし、いったんそれが殊の外無知故の非常識であることに気づいたその時から、SEXって結構愉快で、気持ちよくて、魅力的なコミュニケーションの手段であることを知ることになります。頑張り過ぎなくてもいい、大袈裟な反応で感じたふりをするなんてナンセンス。100組のカップルがいたら100通りのセックスがあっていい。
SEXに悩む多くの人々が、SEXをもっともっと楽しみたいと願っている大勢のカップルが、本書を手にしながら、二人で探し求める、二人だけの「幸せのSEX」発見の旅に出ていって欲しい。
21世紀の日本にセックス革命を起こしたい! それが私の長年の夢でした。その夢の実現に向けた第一歩をこの本に託したい。
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第1章 スローセックスの時代――――――
【第1講】 セックスにマニュアルはない!
【第2講】 ポリネシアン・セックスに学ぶ
【第3講】 “ひとりH”の勧め
第2章 女性のカラダの神秘を探る―――――――
【第4講】 ペニス=ヴァギナの誤り
【第5講】 「悪魔の乳首」クリトリス
【第6講】 クリトリスも勃起する
【第7講】 腟は洗っちゃダメ!
【第8講】 腟では感じない
【第9講】 感じる女性の「バルーン現象」
【第10講】 Gスポットはどこにある?
【第11講】 Gスポットと潮吹き
【第12講】 「濡れる=感じている」の誤解
【第13講】 「子宮で感じる」の意外な結論
【第14講】 乳房は3分の1が感じない
【第15講】 感じる乳首
第3章 セックスは脳でする ――――――――
【第16講】 脳に支配される性衝動
【第17講】 コントロールされる性欲
【第18講】 第2次性感帯を探そう
第4章 ふたりに最適な体位を探す――――――
【第19講】 体位に工夫が必要な理由
【第20講】 体型、世代別の体位の選択
【第21講】 江戸時代の48手に学ぶ
【第22講】 4種のピストン運動
【第23講】 理想の挿入角度
【特別講義】 私たちのHの疑問、聞いてください! ●最古の体位集
第5章 ふたりで探し求める最高のセックス――――
【第24講】 キスの効能〜唇は重要な性感帯〜
【第25講】 指でオーガズム〜フィンガー・ファッキング〜
【第26講】 オーラルセックスは、音楽を奏でるように
【第27講】 五感で感じるオーラルセックス
【第28講】 感じるための呼吸法
【第29講】 局所よりも周囲へ
【第30講】 感度を高める�言葉�
【第31講】 見られる刺激に、見せる快感
第6章 雑学するセックス―――――――
【第32講】 日本人とアナルセックス
【第33講】 早漏と持続時間
【第34講】 フェチは変態か?
【第35講】 中折れと腹上死
【第36講】 筋肉は鍛えるべきか?
【第37講】 女性がうずくタイミング
【第38講】 男女の性欲の違い
【第39講】 セックスレスの解消法
第7章 日本人のセックスが危ない! ―――――――
【第40講】 じわじわ広がる性感染症
【第41講】 コンドームは性感染症を防げるか
【第42講】 避妊意識が低い日本人
【第43講】 セックス後でも可能な「緊急避妊法」
【第44講】 1000万人が悩む勃起障害
【第45講】 女性に広まる無月経
【第46講】 包茎は男の恥か
【第47講】 2極化する若者たちのセックス
【第48講】 1.29と日本人のセックス
あとがき――――――