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本書は、痴漢冤罪被害者である著者による手記です。本書の秀逸な点は、担当した弁護士による、事項別の詳細な解説が併載されていることです。この部分を熟読することで、痴漢冤罪から我が身を守る術がわかりますし、現在の司法制度の問題点が見えてくると共に、憤りもいや増すことになります。
特に役立つと思われるのが、逮捕〜拘留期間の対応の仕方に関する部分でしょう。「当番弁護士を呼んでください。以後、到着まで黙秘します」というノウハウの重要性が身に染みて分かることでしょう。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
ある朝、通勤電車の乗り換え駅で、若い女性に腕を掴まれ、「触ったでしょ!」と糾弾された一人の会社員。駅員に諭され事務室に行くと、現れた警察官はすでに彼を痴漢扱い。そのまま留置場に放り込まれ、ベルトコンベア式に犯人に仕立てあげられて…。2年の歳月をかけ、仕事と金を失いながらも、逆転無罪判決を勝ち取った痴漢冤罪被害者の渾身の手記。
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第1部 鈴木健夫による手記(通勤電車
駅事務室
代々木署 ほか)
第2部 升味弁護士による解説(「逮捕するぞ」は警官ばかりではない
鈴木さんは逮捕されたのか
恐怖の「有罪行きベルトコンベア」構造 ほか)
第3部 判決文(第一審判決文
控訴審判決文)