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本書のテーマとなっている「欲望史観から見た女性」とは、「リッチな暮らしがしたい、きれいなお洋服が着たいから、社会の中で正当に評価されたい、人生の成功者と呼ばれたいまで、人々の欲望が渦巻くところに歴史はできる」というコンセプトから生まれたもので、本書は、これまでのフェミニズム的解釈や抑圧史観だけでは汲み取れなかった“女性の姿”を浮かび上がらせることに成功しています。
軽妙な文章ながらも、そのペン先が追う問題は骨太であり、特に軍国婦人を扱った部分では、欲望史観なればこその描写がなされていると言えるでしょう。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「BOOK」データベースより)
女の子には出世の道が二つある!社長になるか社長夫人になるか、キャリアウーマンか専業主婦か―。職業的な達成と家庭的な幸福の間で揺れ動いた明治・大正・昭和の「モダンガール」たちは、20世紀の百年をどう生きたのか。近代女性の生き方を欲望史観で読み解き、21世紀に向けた女の子の生き方を探る。
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第1章 将来の夢、みつけた(女学校に行かせて!
お嬢さんは職業婦人
主婦ほど素敵な商売はない)
第2章 貧乏なんて大嫌い(労働婦人ってなんだ
ネオンの街で生きぬく法
みんな「働く主婦」だった)
第3章 夢と現実のはざまで(女性誌が教えてくれたこと
キレた彼女が立ち上がるとき
ああ、すばらしき軍国婦人)
第4章 高度成長の逆襲(めざせOL、女子大生
あなたも私も専業主婦
翔んでる女がぶつかった壁)
終章 バブルが消えて、日が暮れて