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本書は、当時の日本のストーカー理解のいびつさ、つまり、被害実態がちゃんと知られないまま、正確なストーキングの理解がないままその言葉だけが一人歩きをしている、そんな状況を憂いた著者が、ストーカーの正しい実像を提示しようとしたものです。
第1、2章では、ストーカー被害の実例をルポ形式で紹介しつつ、ストーカーがどのような人間であるかを浮き彫りにして行きます。
本書の特徴は、第3章の「ストーカーを見破る十ヶ条」ではないでしょうか。「初対面の人にも自分史を話したがる」や「人によくカマをかける」、「敵・味方を区別したがる」など、ストーカーの特徴をあげています。しかしこれを見ると、逆に誰もがある程度の素質をもっているということにも気付かされ、それだけにストーカー問題がもつ根の深さを感ぜずには居られません。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
続発するストーカー犯罪。早くから警鐘を鳴らしてきた著者が桶川女子大生殺人事件などを再取材して、その恐怖の実態を描き尽くす
内容(「BOOK」データベースより)
「ストーカー行為の規制等に関する法律」が昨年施行された。ストーカー問題はこれによって全て解決するのだろうか。日本のストーカー研究の第一人者である著者が明らかにするストーカーの心理と実態。"その時"のための心構えと対策を提言。新たに「桶川女子大生刺殺事件」を詳しく検証した章を書き加えた、ストーカー研究の決定版、待望の文庫化。
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序章 日本における「ストーカー現象」
第1章 ストーキング被害はなぜ続出するのか
第2章 ストーカーはどんな人間か
第3章 人はなぜストーカーになるのか
第4章 ストーカーにどう対処するのか
第5章 ストーカーは女の被害妄想か
第6章 ストーカーにならないために
補章 桶川事件とストーカー規制法