授かる 不妊治療と子どもをもつこと

著者:堤 治
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写真5:授かる 不妊治療と子どもをもつこと
価格:¥ 1,785
出版社:朝日出版社
発行年: (2004-10-23)
サイズ:単行本
ISBN:4255002371

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■ 管理人のブックレビュー

本書の内容は、生殖医療の現状と技術解説の本ですが、他の類書との違いは、患者さんとの対話を含むケースレポート(症例)が多数盛り込まれていることと、著者のこの上なくやさしく分かりやすい文章にあります。医者と患者両者の細かい対話を通じて、現在の「生命の誕生」がどういった形になってきているのかを、技術と倫理の両面から考えて理解して行くことが出来ます。

そして、これらを踏まえることによって、不妊治療を受けようとするカップルは、自分達の治療方針を自信を持って選択し、医師と共に歩んで行けるようになるでしょう。

言うなれば本書は、生殖医療に携わる医師側の悩みと歓びを通じた、温かみのある技術書という、とても個性的な本と言えるでしょう。そのことは、本書のタイトルが「授かる」とされていること、そして「子供をもつこと」とされていることからも、よく伝わってきます。((C) netman 「性の本棚」)

■ 内容紹介

出版社からのコメント
■いまやカップルの「7組に1組」といわれるほど増えている不妊症。その原因・治療法をわかりやすく丁寧に解説します。語り手は、30年にわたって不妊症を診てきた東京大学医学部 産婦人科の堤治教授。患者さんの篤い信頼をかちえている斯界の第一人者です。

■不妊治療で悩んでいるひと(カップル)、いま治療を受けているひと(カップル)、治療を受けないという選択をしたひと(カップル)――さまざまな立場の読者を想定し、「どんな治療をどこまで受けるか」を丁寧に解説します。実際の治療例を多数紹介していますので、きっとあなたの役に立ちます。


著者からのコメント
本書は、単なる技術解説に留まらず、現代人が子どもをもつということ、あるいは近年社会問題になっている生殖医療の適用範囲(代理懐胎、着床前診断など)についても考えていきたいと思います。「科学技術と倫理」の葛藤は、生命の誕生の場面に色濃くあらわれるからです。社会の多くの皆さんに生殖医療の現状と問題点をご理解いただき、これからの生殖医療をどうしていくべきか、その考えを深めるためのお役に立つことができれば幸いです。」
「まえがき 不妊症に悩んでいる方へ――安心して不妊治療を受けていただくために」より


カバーの折り返し
「先の見えないトンネルの中にいるようで、  いつになったら明るい出口に出られるのだろうと  不安な気持ちになるときもありました。  病院に行って先生に会うと、  “よし、またがんばろう”という気持ちになれました」
――患者さんからのお手紙より


著者について
堤治(つつみ・おさむ)
東京大学医学部産科婦人科教授。 1950年埼玉県秩父市生まれ。東京大学医学部医学科卒業。東京都立大塚病院、長野赤十字病院、米国NIH留学等を経て現職。専門は不妊症、腹腔鏡下手術、子宮内膜症、生殖内分泌学、環境ホルモン、性の分化。主な著書に『新版 生殖医療のすべて』(丸善)『出産&産後大全科』(主婦の友社)『入門 婦人科腹腔鏡下手術』(メジカルビュー社)等。


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■ 目次

 まえがき――安心して不妊治療を受けていただくために
 図版――ヒトの発生
 不妊症の検査を受ける前に
 イントロダクション――編集部から

1 変わりつつある「生命の始まり」
  ――妊娠成立のシナリオと生殖医療

 ・生殖医療の現状
 ・妊娠の仕組みと不妊治療
 ・生殖医療の問題点

2 見えてきた生殖の壁
  ――子宮内膜症/子宮筋腫/性感染症/環境ホルモン

 ・不思議な病気――子宮内膜症
 ・子宮内膜症は増えている
 ・古くてあたらしい子宮筋腫の問題
 ・性感染症はひろがっている 
 ・環境ホルモン――生殖への影響は?

3 子をもつ希望と倫理の狭間で
  ――複雑化する家族/クローン/出生前診断

 ・家族の枠組みが変わる?
 ・クローンはなんのため
 ・遺伝病と染色体異常の違いを知る
 ・子どもを選ぶ?――出生前診断

 おわりに
 あとがき
 医療情報リンク集/不妊治療をおこなっている全国医療施設
 用語集
 患者さんからのお手紙

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授かる 不妊治療と子どもをもつこと紹介ページの最終更新日時 - 2009年8月16日 22:08:04
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