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内容(「Amazon.co.jp」より)
歌舞伎町のホストクラブ「トップダンディ」のナンバーワンホスト・頼朝が、真正面から書いたビジネス書。まずはじめに、著者はホストの世界を一般社会にうまく落としこんで、次のように趣旨を説明してくれる。
ホストは店のテーブルを利用して仕事をする半自営業者であり、ナンバーワンになればあらゆる面で有利に仕事を運ぶことができる。そこにあるのは明確な資本主義の世界だ。もはやサラリーマンも会社に依存できる時代ではない。今こそ「ホスト感覚」を身につけ、会社に使われる人間から会社を使う人間になるために、ナンバーワンを目指そう。
これを念頭において読めば、本書の至るところにビジネス上の貴重なヒントがみつかるはずだ。顧客との息の長い関係の作り方、若手の才能の引き出し方、リーダーシップのツボ。その視線は、自分自身や所属する組織だけでなく業界全体にも注がれている。「ナンバーワンの自己演出術」では、彼の「ナルシストの王子様」というキャラクターが、たゆまぬ(ある意味涙ぐましい)努力で自覚的につくられていることがわかる。これも重要な戦略なのだ。最後の方では読者サービスとして「恋愛術」なども出てくるが、そこにはホストならではの苦労もかいま見える。プライベートな部分は謎を残しつつサラリとまとめてある印象だが、著者は「頼朝」だから、やはりそれで正解なのである。(秋月美南)
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