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『奇譚クラブ』とは、戦後当時、“アブノーマル”というレッテルを貼られていた数々の性癖を扱った、同好の集いの雑誌と言える存在でした。その中心テーマはSMであり、緊縛写真や美女責めを扱った小説が多く掲載されていました。もちろんスカトロやオムツフェチ、猿轡や女相撲に女切腹など、アブノーマルでレアな趣味がてんこ盛りでした。
本書は、そんな雑誌『奇譚クラブ』を回顧するもので、そこに関わったあらゆる人物を紹介しています。全編に写真やイラストが多数掲載されており、それらを眺めるだけでも満腹といった感じです。絹川文代といった緊縛モデル女性たちも紹介されており、懐かしさに打ち震える人もいるのではないでしょうか。
記事内容も、カメラマンや記事執筆者、作家などの関係者の証言が多岐に渡っており、当時の種明かしや裏話も読めて楽しめます。風俗史を多面的に考察するにも興味深い資料となることでしょう。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
団鬼六『花と蛇』、沼正三『家畜人ヤプー』を生んだ伝説の雑誌。終刑から四半世紀を経て、幻の雑誌として熱く語られている「奇譚クラブ」。関係者の証言をまじえ、豊富な写真・図版とともにその全容に迫る。
内容(「BOOK」データベースより)
終刊から四半世紀を経たいま、幻の雑誌として伝説的に熱く語られている「奇譚クラブ」―それはどんな雑誌だったのか、どんな人がかかわり、創っていたのか。関係者の証言をまじえ、豊富な写真・図版とともにその全容に迫る。
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「奇譚クラブ」の育ての親
人気の縛り絵師
喜多玲子のソックリさん
サド・マゾ小説で牽引
縛られた女たち
緊縛師とカメラマン
マゾ女性の告白
短歌と川柳
黒髪への憧れ
猿轡への執着〔ほか〕