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本書が出版された1990年当時、事故発生件数が最も多かったのが産婦人科だったとのことです。産科医療の中になにが欠けているのか、不足している情報はなにかについて考えようとしたのが本書です。ここでは、妊娠に関係した薬の問題を取り上げられており、経口避妊薬ピル、陣痛促進剤、そのほか妊娠中に飲む薬を取り上げています。
注目したいのは陣痛促進剤についての部分で、この薬はいわゆる「計画分娩」のために利用されるものです。予定日超過に対する不安の解消のためや、以前、待機主義で失敗しているからといった理由で用いられるようですが、妊婦家族の時間的都合や病院側の都合などから、出産時刻を日中にしたいということで計画分娩が行われるケースもあるそうです。
本来、陣痛促進(分娩誘発)を行うということには相応のリスクがあるということが、本書によって改めて示されており、病院側の都合や時間面での配慮といった理由で安易に選択することに対して、警鐘を鳴らしています。
なお、第4章には、妊婦の服用に際して「使用上の注意」がある薬品のリストが、約100ページにもわたり掲載されており圧巻です。((C) netman 「性の本棚」)
妊娠期、授乳期に服用する薬は安全か。数々の医療被害の具体例から、女性にあぶない薬を取り上げる。 (「BOOK」データベースより)
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第1章 避妊薬ピルの使い方
第2章 陣痛促進剤
第3章 妊娠期・授乳期に服用する薬
第4章 妊婦の服用に対して「使用上の注意」がある薬剤一覧表
第5章 授乳婦の服用に対して「使用上の注意」がある薬剤一覧表