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著者自身、トランスジェンダーであり、その体験を多くの本にされてきた虎井まさ衛さんによるエッセーです。著者がこれまで体験されてきた“幸福”について書かれている点が、本書を柔らかい印象を持ったエッセイにしているのでしょう。著者も、「これだけ幸せなことを書くと、かえって不幸だから幸せなことばかり書いているのだ、と誤解されるかもしれませんが」と言うほどに、本書の中の著者は幸福そうです。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「BOOK」データベースより)
性転換が成功した人々というのは、職業的成功は別として、ある程度幸せを約束された人種と言えるかもしれない。ただの一つも夢が叶わない人の多い世の中で、少なくとも性転換したい望みは叶ったのだから。一人ひとりの当事者にとって違った意味のある性転換なのだろうけれど。例えば不本意ながらでも両方の性を生きた経験から、男女がどこまで同じで、どこが違うか身にしみてわかり、真の平等とはいかなるものかについえて深々と理解し、その考えを広めていくことに使命を感じるのもよいだろう。各々が自分にとっての最高の意味を、意義を見出せたなら素晴らしい。
内容(「MARC」データベースより)
性別再指定(性転換)手術によって、性同一性障害から心身共に解放された著者が、これまでの足跡を振り返って語る幸福論。戸籍上の性別訂正の実現に向けての社会的支援も訴える。
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第1章 扉が開いて
第2章 理想の人
第3章 癒しの天使
第4章 まだできないこと
第5章 すでにできたこと
第6章 性転換者として生まれて
第7章 私が性転換者であった意味