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本書は、「夫婦やカップルの間にセックスがない状態」という狭義のセックスレスのことに留まらず、セックスレスという蓋然が社会に登場してきたそもそもの理由や、結婚制度、家族制度が人々に及ぼしてきた物理的・心理的要素を取り上げつつ、時にシリアスに、時にカジュアルに扱いながら、読者を「性の思索」へと誘っていきます。
印象的なのは、12ページで紹介されている一文です。≪まず第一に、「セックスレスが増えてきた」ということと「セックスレスが話題になってきた」ということの違いが気になります。今はわざわざセックスレスと名付けられて「異常」みたいに取り上げられているけれど、それが本当は「常態」だったということも考えられませんか?≫
この一文にピンとこられた方には、一読をおすすめします。((C) netman 「性の本棚」)
夫婦とは不思議な人間関係。他人の男女が出会い、愛し合い、結婚し、子供まで作り、長い年月をかけて家族を形成していく。そして今、セックスレスの夫婦が増えている。夫とキスが、妻とキスができますか? (「MARC」データベースより)
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序章 今なぜ、セックスレスが問題なのか
第1章 配偶者に欲情しなくなったら
第2章 セックスレスって何だろう
第3章 百年の恋がさめるとき
第4章 出産とセックスレス
第5章 家族の宿命
第6章 欲情消滅のメカニズム
第7章 ころばぬ先の杖
第8章 いよいよとなったら