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本書は、中絶体験による心理的な痛みを抱えている全ての女性、そして中絶について強い感情をもっているあらゆる人々、また、中絶とは子供を殺すことだと考えている人、そうでない人など、“中絶”という言葉に何かしらの思いを抱いている全ての人に向かって書かれています。
著者も言うように、本書は「誰かを批判するためのものでも、政治的あるいは宗教的な立場を謳ったものでもありません。善悪についての本ではない」ですので、どうぞ安心してページを開いてください。
本書には、中絶体験の段階ごとに章が分かれており、それぞれに多くのエクササイズ(問い掛け、内面との対話)が用意されています。また、各ページの角の部分には、古今の癒しの言葉や金言が添えられており、本書全体がカウンセラーのような気遣いにあふれています。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
新たな一歩を踏み出すために
政府統計によれば日本の2001年1年間の中絶件数は約34万件。多くの女性が中絶を体験しているにもかかわらず、どのように体験されているかについてはあまり語られることはありません。本書は、中絶を体験した女性が、自らの「妊娠−中絶」体験を受け入れ、気持ちの整理をつけるのを助けるために書かれた本です。
また体験者のインタビューから、中絶がどのように体験され、体験者が何を感じ、考えているかをつぶさに語っている本でもあり、そうした意味では、体験した女性の他、パートナーや近しい人、さらには中絶を行い、ケアに関わる医療従事者の方々にもぜひ読んでいただきたい本です。
中絶からの回復を望む多くの女性に読んでいただきたいと願うと同時に、本書が当事者の立場から「中絶」という問題を考える契機となってくれればと願っています。
訳者 片山亜紀
前向きになるために。 一人でも多くの人に役立ててほしい本です。妊娠に気づいたときのあなた、病院を訪れたときのあなた、孤立感や罪悪感や喪失感などを複雑に抱え込んだあなた――いろいろなあなたをもう一度見つめなおし、明日に向かって歩き出すためのヒントがいっぱい。ワークブックの形式で、古今の名著からの引用や、テーマごとの参考文献表、気持ちのリストなどもついています。
内容(「MARC」データベースより)
中絶を体験した女性、中絶という選択を迫られた男性、また、中絶について強い感情をもっているあらゆる人々すべてにひらかれた手引書。中絶とはどのように体験されているのかを、つぶさに教えてくれる一冊。
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第1部 体験(妊娠
中絶)
第2部 その後(距離感、孤独、孤立感
罪悪感
怒り
スピリチュアリティと宗教
喪失に向き合う)
第3部 受容(癒しのプロセス
受容)