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数多くの熟年カップルへのインタビューを通じ、熟年層の性、恋愛といった側面を炙り出す試みです。著者も言うように、本書における“エロス”とは、性行為を含めた異性との交流によって培われた、人をにじり寄らせるような人間的魅力だ、としています。このことを踏まえて本書を読むことで、人間の成長と成熟、そしてそこに生まれる魅力(エロス)というものが伝わってくるのではないでしょうか。
そして、これからの高齢化社会における、人生のクオリティというものに対する考え方が新たに生じてくるように思います。いみじくも著者は前書きで「恋せよ熟年」と言っていますが、まさに言いえて妙です。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
若者の性に人生を感じさせるエロスなどない。
これからの時代は、熟年による性だ…。
これまで、ある種のタブーとして語ることを避けられてきた熟年の性。だが高齢化が進む現代社会において、この問題は必ず大きくなることは間違いない。筆者は実際に熟年の恋愛、セックスについて取材を重ね、事実を元にこのエッセイを書き綴った。その迫力は過去に類を見ない。「正論」好評連載の文庫化。
内容(「BOOK」データベースより)
「若者の性に、人生を感じさせるようなエロスなどありはしない。そのような濃厚な味は、社会の荒波、一個人としての荒波、共に乗り越えてきた熟年が醸すものなのである」近年ようやく社会問題として認知されるようになってきた、「熟年の性」。性、恋愛、50代以降男女の生き方について迫る『月刊正論』掲載時から異色の連載として話題を呼んだ、気鋭のジャーナリストによる渾身のルポルタージュ。
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