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本書は、著者が1888年に日本を訪れ、華族女学校や東京女子高等師範学校で英語を教えていた時の体験をもとに書かれた、明治女性たちの日常、生活、文化の記録です。文明開化が華やかなりし頃の日本の女性たちが生き生きと描かれており、一遍のドラマを観ているような気持ちにさせられます。
本書は学術的な考察といったものではなく、記録日誌といった風体のものです。学校での出来事や運動会といった行事から見えてくる女学生の姿、旅先や訪問先で出会った人々の佇まいを通して、著者の強い好奇心と、西欧化によって変化し失われようとしていた“日本”への郷愁が感じられます。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
女子留学生、山川捨松のホストファミリーとなった縁で津田梅子を知り、少女時代から日本への憧憬をはぐくんだアメリカ女性―著者は、1888年と99年に日本を訪れ、華族女学校や東京女子高等師範学校、のちには女子英学塾でも教鞭をとった。
封建時代が去って、女性をとりまく環境も考え方も激しく変わりつつあった時代に、宮中の高貴なあたりから華族の上流夫人、都会の中流家庭の主婦、農婦、女学生まで近しくふれあった著者の、偏りのない視線がとらえた明治日本の女たち。それから1世紀のあいだに、この国はなにを獲得し、なにを失ってきたのだろうか。
しだいに失われゆく古き日本の面影を愛惜の念をこめて点描しながらも、エキゾチックなものめずらしさを書きつらねた旅行記に終わらない、日本論・日本女性論。
内容(「MARC」データベースより)
女子学生、山川捨松のホストファミリーとなった縁で日本への憧憬を育んだアメリカ女性が、来日して偏りのない視線で捉えた明治の女性たちを描く。失われゆく古き日本の面影を哀惜の念を込めて点描する日本論・日本女性論。
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