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風俗史を専門に扱う著者による、下着考察の一冊です。本書では、下着のモードを追いつつ、下着の世界における流行を俯瞰しています。特に、近代の下着文化に到達するまでを追った「コルセットからニュールックまで」は、西欧のファッション史の側面をみるようで興味深いものがあります。
ちなみに、「白木屋ズロース事件」の考察において、この事件がズロース着用の契機となったという見解に対して「事件後でも着用率は1%程度」と客観的なのが印象的です。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
女性が、まだパンティを使用していなかった時代、あぐらでは、かっこうがつかない。そこで正座という新しいマナーが創造された。現代では逆に、下着本来の衛生的という目的から離れて、エロティックなものを顕示しようとする。かつて男性挑発を第一に考えた時代が、かなり続いた。下着の流行は、まさに"繰り返し"の歴史でもある。
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1章 下着の発生と広がり
2章 下着のモードど流行の変化
3章 快楽主義か実用主義か
4章 日本の下着とその系譜
5章 近代化と下着の開化
6章 コーディネートされた下着の流行
7章 衣生活の変化と下着のスタイル
8章 ファッション・トレンドと下着革命