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「現代はこれから、核家族化による“トラウマ”の時代がやってくる」という著者が、中国人男性の心と身体を通じて見えてくる「性の誤解」について、ルポタージュ形式でつづった本です。自分の心の性と肉体とのギャップに苦しむこの男性が、どのように悩み、それをどういった形で乗り越えようとし、解決していこうとしたのかが詳細に追われています。また、そもそもその悩みの正体は何であり、それと性のギャップはどんなつながりを持っていたのか、事態は単なる性同一性障害という言葉の枠を越えた、内面のドラマ、トラウマに及んでいきます。
本書は、女になりたいという中国人男性が性転換の手術を受け、その後、向かい合うことになる自分の心の本質に狼狽しつつ、その結果、読者に大きな問いを投げかけてきます。著者が冒頭で「自分探しをしたいあなたに読んで頂きたい」と述べているように、本書で示される内容は、読者を深く揺さぶり考え込ませます。((C) netman 「性の本棚」)
掻くことのできない痒み。私は女になりたい!「女になりたい」青年に一年間、密着取材。カレの心と体の変化を克明に綴った記録を中心に、現代人の性を巡る葛藤と苦悩を追う渾身のリポート。(「BOOK」データベースより)
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第1章 男と女、二つの性
第2章 女になりたい男
第3章 女へ―移りゆく日日
第4章 最後の砦はペニス
第5章 追跡―心と体のギャップ
第6章 性転換願望の行方