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出版社/著者からの内容紹介
解剖学・組織学・生理学の最新の知識を臓器別全10巻に編集。各臓器の専門家による本格的解剖生理学書です。
全頁カラーイラストで分かりやすく図解。構造と機能を分担して執筆。記述に無駄がありません。医学生のみならず生涯学習の伴侶として、自信を持ってお薦めします。
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●生殖器の概観
生殖器は種の存続のための器官である
男女の生殖器は共通の起源から分化するが,両者の構造は大きく異なる
●男の生殖器
精巣はもと腹腔にあった
1日3000万個の精子が精細管で作られる
ライディッヒ細胞の産生するテストステロンが精子の形成を促す
精子は輸精路の中で何週間でも生きている
射精された数億の精子のうち,受精の場に到達するのはごく少数である
多量の血液が海綿体に流れ込むことにより,勃起が起こる
●女の生殖器
卵巣・卵管・子宮はひとつづきの腹膜をかぶっている
卵巣は骨盤側壁にある腹腔内臓器である
卵細胞は,卵巣中で卵胞に包まれて育つ
下垂体ホルモンが卵胞を成長させ,排卵に導く
放出された卵子は卵管に取り込まれ,子宮に運ばれる
子宮は厚い平滑筋の袋で,体部は腹腔に,頚部は腟内に突出する
子宮体部と頚部は異なる粘膜で内張りされている
子宮内膜は受精卵のために毎月新しい寝床を用意する
月経周期は,卵巣ホルモンの分泌パターンによって支配されている
腟内は酸性に保たれる
●骨盤底・会陰
筋性の隔壁が骨盤内臓器を下から支えている
●妊娠・分娩
精子は酵素を放出して卵子の外被を突破する
受精卵は約280日間で急成長する
受精卵は卵管内を移送され,1週間後に子宮内膜に着床する
胚は栄養膜に包まれて子宮内膜に埋まっていく
人体の各器官は内・中・外の三胚葉のいずれかから作られる
胎児の絨毛は母体血の池に浸され,物質交換が始まる
胎盤はいわば万能の臓器である
胎児の成長に伴い,母体の全身に大きな変化が起こる
分娩時,子宮体部と底部は収縮し,頚管は上方へ引っぱられて開大する
乳腺の組織構造は妊娠中に大きく変化する
●思春期と更年期
性ホルモンの分泌開始が思春期をもたらし,分泌低下とともに更年期に入る
●生殖器の発生
Y染色体が性分化のスイッチを入れる
男の生殖管はWolff管から,女の生殖管はMuller管から作られる
外生殖器の性分化はステロイドホルモンによって誘導される
[基礎知識]
有糸分裂と減数分裂