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本書は、講義形式で読者に語りかけるタイプのもので、富岡明美、平野広朗、虎井まさ衛、蔦森樹、島津威雄、針間克己ら、セクシュアルマイノリティの当事者やセクシュアリティに造詣の深い研究者・識者18人が、ジェンダー、性同一性障害、ゲイ・レズビアンなどの多様な「性の話題」を講義しています。
各方面のそうそうたる顔ぶれからも分かるように、本書の副題「性の多様性概論」の名のごとく、読者は性に対する視点が多角的になること請け合いです。しかし、一冊にこれだけの人数の講義を収めたことによって、ひとつのトピックあたりの密度が下がってしまっていることが残念です。しかし、網羅性と問題提起の意義から見れば、十分に概論としての役目は果たせていると思います。((C) netman 「性の本棚」)
性を決定するものとは何か?ゲイやレズビアン、女らしさ/男らしさという規範、性同一性障害、男でも女でもない第三の性=インターセックス―「男‐女」という二元論を超えた身体とジェンダーと性のありようについてセクシュアルマイノリティの当事者たちと研究者がわかりやすく講義して、性の自己決定の可能性を探る。(「BOOK」データベースより)
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第1部 ジェンダーとセクシュアリティから性を再考する(ジェンダー―性と権力
語られなかったフェミニズム―レズビアンの歴史
セクシュアリティの解放―レズビアンの視点から
セクソロジーと社会現象としての性―性に関する本質主義と構築主義 ほか)
第2部 身体から性を再考する(精神科医としてなぜ性同一性障害にかかわるのか―生の一回性ということ
性同一性障害はインターセックスのサブタイプなのか
トランスジェンダーからみた性別二元制
トランスセクシュアルについて ほか)