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「われわれの配偶戦略は、われわれが何者で、どんな環境から生まれてきたのかを語る、いわば生きた化石なのだ」と語る著者は本書において、その配偶戦略、すなわち恋愛・性行動を、進化心理学の観点から綿密かつ周到に分析しています。
よくある「心理学者のトンデモ恋愛本」に堕すことなく、男女の恋愛の駆け引きの複雑巧妙さを“進化心理学”の視点から解き明かそうとしています。進化論の観点からヒトの性行動を見ると、「性淘汰」の原則は明確に浮かび上がってきます。なぜ結婚し、離婚するのか。なぜ自分は浮気をするのに相手には貞節を求めるのか。そういった、当たり前ゆえに考察しにくかった対象が、著者の手にかかるとスリリングな素材と変わります。
本書は、男女関係のなぞに興味のある読者には新たな視点を提供し、また、進化心理学という学問の入り口、良きガイドとして、その個性をあらわしています。((C) netman 「性の本棚」)
出版社/著者からの内容紹介
本書の著者は、世界規模の調査を行ない、愛とロマンスにかかわるすべてを進化心理学の観点から分析する。そして、われわれが無意識のうちに、進化がつくりあげたヒトの性戦略にしたがって行動していることを明らかにする。人間の配偶行動はきわめて多様で複雑だが、いずれの場合でも男女間の摩擦は絶えない。そもそも女と男では求めるものも性戦略も異なるからだ。この事実を理解することこそが、摩擦を軽減し、男女の調和をはかる鍵だという。恋愛観・結婚観が一新する衝撃的な書である。
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1 女と男の性戦略
2 女が望むもの
3 男は違うものを望んでいる
4 その場かぎりの情事
5 パートナーを惹きつける
6 ともに暮らす
7 男女間の軋轢
8 破局
9 時間による変化
10 調和をもたらす鍵