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本書は、男と女の違いについて、多方面の生物学、科学理論などの情報を示しつつ、「男はこうだ、女はこうだ」というカテゴライズの根拠や妥当性、そして、そもそも男女の違いとはどの程度のものなのか、等など多岐に渡って考察しています。
本書の語り口は、ある意味、読者を混乱させるものなのかもしれません。ある説を紹介してその根拠も示した上で、それをひっくり返すような事実や理論を持ち出したり、過去の科学の滑稽さを指摘しつつ、現在の科学の危うさに気付かされる、そんな多面的な要素を持っているようです。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「MARC」データベースより)
なぜ男と女はこうも違うのか? 愛も恋も生物学に還元できる? 女と男は進化の上では敵どうし? 慎重な調査と事実をもとにして、男と女の最新理論を、公平かつユーモラスに解き明かす。
内容(「Amazon.co.jp」より)
異性が突然自分とは全く別の生き物に見えてくる。そんな経験をしたことはないだろうか。男と女を隔てる溝は広くて深い。男女の機会均等がさけばれ、性差別の撤廃が声高に論じられても、生き物としての性差は厳然と存在し、それゆえか、社会における男女の格差もなくなりはしない。著者は様々な専門分野 ――進化生物学、脳生理学、人類学、心理学、社会学、言語学等―― の最新情報をもとに、男女を隔てる流れがどこから始まり、どこを通って今日に至っているのかを解明しようとする。一般に、女は男ほど冒険を好まない。つまり、破滅や負傷の危険に近づこうとはしない。ささやかな冒険を例にとれば、父親は赤ん坊を宙に放り上げるのが好きだ。放り上げる高さはしだいに高くなっていく。それを見ている母親は、必ずと言っていいほど「あなた、いいかげんにして」とたしなめる。こうした男女の違いにはホルモンが大きな関わりを持つといわれるが、だからといって私たちは操り人形のようにホルモンの言いなりになっているわけではない、と著者は述べている。そもそも私たちにはなぜ2つの性があるのか。性が2つあると何か良いことがあるのだろうか。男の子は銃や自動車、女の子は人形というような性指向は、「生まれ」と「育ち」のどちらによるものか。興味深い疑問がさまざまな角度から検証されていく。男というのはどうして…、女ってのは何で…、と思っている人に答の糸口を与えてくれる1冊。(本多あきら)
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1 身もふたもないけれど―性の起源
2 違いの見極め―男と女の脳の比較
3 心のありか―感情の性差
4 理想の男と理想の女―一夫一妻の謎
5 ときめきの源流―性指向を探る
6 戦士のお守り―男性ホルモン、テストステロン
7 月の女神―女性ホルモン、エストロゲン
8 性の軍拡競争―愛、性欲、レイプ
9 われても末に…―男女の力関係と権力の意味