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ポップな表紙やタイトルから想像が付かないほど“マジメで本気”な本です。数ある恋愛指南本の中で本書が異彩を放っている理由は、単に「女性とどう関わっていくのか」を指南するのではなく、「自分自身を省みること」の大切さを静かに、しかし誤魔化さずに真正面から提示している点にあるのでしょう。
モテる男を横目にしながら実は薄々気付いていた事実に、あなたは直面させられることになること必至です。つまり、「どうすればモテるのか」ではなく、「なぜモテないのか」という命題を目前に突きつけられるからです。しかし、そこで踏ん張って本書と向き合いながら、厳しくも意義ある自省の道を辿ることで、あなたの意識は明らかに変化するはずです。
著者は冒頭で、「この本を読めば、そこらへんのモテるためのハウツー本が本当の意味で使えるようになる」と言っていますが、これは、世のハウツーというものは「それをどのように行うか」ではなく「それをどんな人が行うか」が肝心な点であることを示しているのです。
つまりは、自分という者の姿(と心)を自分で受け入れ、そして他者を受け入れることを通じて自己を“あるべき姿(肯定的な自己)”へと向かわせれば、自ずと世のハウツーが実際の効果を上げるということです。
逆に言えば、モテたい男性に本当に必要なことは単なるハウツーなのではなく「モテない自分を認め自省(内省)すること」であったのだと言え、本書はそのことを強く教えてくれます。
本書は具体的なテクニックはそれほど掲載されておらず、むしろ実際の行動は読者自身で考案しなさい、というスタンスです。内省を通じて心境に変化が生ずれば、自ずと行動も伴って来ようというものでしょうし、行動は外へ向けてのものに限らないのですから。
このように本書はハウツー本というより“教科書”と言った方が適切であり、それもとても素晴らしい部類の稀有な教科書です。本書を読めば、女性“だけ”にモテて男性からは嫌われるような男になることはないでしょう。それほど本質に迫ったものなのだと言えます。((C) netman 「性の本棚」)
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1 オノレを知り、オノレの欲望を知りましょう。(どんなふうにモテたいのか?どんなふうにモテないのか?/なんとかしておいたほうがよいこと。)
2 では具体的に、色道修行をしましょう。(どこで出会うか?誰を口説くのか?/どうやって口説くのか?または「恋」とはなんでしょう?)