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セクシャルマイノリティーと呼ばれる人々、性同一性障害、ゲイ、レズビアン、それぞれの人々の手による手記と、彼らによる座談会の様子が収められています。各々の手記は、11人のセクシャルマイノリティー達によるもので、その表題それぞれをみれば、そこには切実な思いと願いが込められていることに気付かされます。
「立ちションできたら乾杯」「ペニスがないだけで俺の人生を棒に振ってたまるか」「“存在しないもの”にされないために」など、彼らが置かれている(いた)状況というものに思いを致さずにはおれません。「ありのままでいいんだ」というこの当然の、当たり前の自己肯定というものが、別の重みを持って我々に迫ってきます。
第4章の座談会では、職場での苦労やパートナーとの関係、恋愛についてなど、1人の社会的存在としての体験を皆で出し合い、ぶつけあっています。話題は社会的な活動におよび、「すこたん企画」や「FTM日本」などの話が出てきます。それらのグループ間のネットワークが築ければ良いという意見が出されるなど、これからの拡がりを予感させます。
なお、本の後半部分に詳しい用語集があり、読者の理解を助けてくれます。((C) netman 「性の本棚」)
自分の心と肉体の性別が一致しない性同一性障害の人たちおよび同性愛者(ゲイ・レズビアン)の手記、座談会などを掲載。差別から希望まで当事者がリアルに表現した。「性」を理解するための本。(「MARC」データベースより)
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第1章 性同一性障害(自然に電車に乗れるまで
うつ病と生活保護と性同一性障害
立ちションできたら乾杯 ほか)
第2章 ゲイ(三人家族、僕とハナとマシュー
同性愛者として誇りを持って生きる
世界が変わる音がする)
第3章 レズビアン(「存在しないもの」にされないために
レズビアン、否定から肯定へ
自分の心に正直に)
第4章 座談会 それぞれの「性」を生きる
第5章 多様な「性」を理解するための基礎講座(多様な「性」のあり方
用語解説
セクシュアル・マイノリティQ&A「よくある質問」に答えます)