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本書は、障害者の性についてのレポートでありドキュメンタリーですが、そこから滲(にじ)み出てきているのは「著者・編者たちの戸惑いと苦悩」であり、この点が本書をメッセージ性の強いものにしており、結果としてとても生々しく赤裸々に感じられる一冊です。
当時、障害者への理解レベルが高いと言われていたデンマークやスウェーデンについても、美点と併せて、当事者たちが現状をありのままに紹介しているのが興味深いです。
本書の装丁(題字のサイズの大きさ)といい、前書きと後書きの内容といい、当時(1994年)において、かなり挑戦的でエポックメイキングな存在であったと想像されます。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「MARC」データベースより)
語りにくい「恋愛と性」の現状を明らかにすることにより、障害者が抱えている問題を浮き彫りにし、問い直す。一人ひとりの障害者に会い、その痛みや喜びを理解することから始めた語り合いの報告集。
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1 障害者の性は閉ざされているか―思うにまかせない5つのケース
2 起きた子はもう寝かせられない―施設障害者の場合は
3 心を化石にしないで―二重に差別される女性障害者
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5 生と性をエンジョイしよう―若い障害者たちの最新レポート
6 保障された「性」―デンマークの障害者事情
7 「正常位」はだれが決めた?―二人が語るノーマライゼーション