明治のセクシュアリティ―差別の心性史

著者:三橋 修
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写真5:明治のセクシュアリティ―差別の心性史
価格:¥ 1,995
出版社:日本エディタースクール出版部
発行年: (1999-02)
サイズ:単行本
ISBN:488888286X

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■ 管理人のブックレビュー

本書は、明治の社会変革がもたらした思考の枠組みの変化、すなわちセクシュアリティ観、下層社会観、家庭観の三つ誕生を見つめることで、人々の差別意識の深層の変容や、セクシュアリティ観の二極分化といったものが、違った形で浮かび上がってくることを指摘しています。

江戸にもあったはずの“悪臭”が、なぜ明治期になって過剰に意識され始めたのか、そして日本的セクシュアリティ観が“家庭”という新たな概念のなかから排除されていく理由とはなにか、そういった興味深いテーマを、当時問題になっていた“社会の階層化・貧民層”を踏まえつつ取り上げられています。

そして、これらを辿って行くことで、現在の日本社会の、とある問題を浮かび上がらせることが出来ることが分かってきます。臭いと家庭というファクターと性との三者を関連させて考察されたものとして、独自のスタンスを持った本と言えます。((C) netman 「性の本棚」)

■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
明治期に形成された日本人の思考の枠組み、それはセクシュアリティ観、都市下層社会観、家庭観の三つの観念と、その相互連関性を浮き上がらせることで見えてくる。そして、その枠組みは、形を変えて今も日本人の意識下にあるがゆえに、極めて今日的な問題を提起することになるのである。


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■ 目次

第1章 明治期セクシュアリティのパノラマ(鴎外の『ウィタ・セクスアリス』に見るセクシュアリティ
遊女から醜業婦へ)
第2章 「貧民」の発見の仕方(動物に近いと蔑まれる人間
臭いの政治学)
第3章 家庭という価値(ホーム・スウィート・ホーム
価値としての「家庭」)

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明治のセクシュアリティ―差別の心性史紹介ページの最終更新日時 - 2008年8月27日 21:39:56
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