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出版社/著者からの内容紹介
類書がない。そして、ニーズがある!!
氾濫する性情報の中で育つわが子のために、キリスト教信者の母が書き下ろした“中学生のための性の本”。
著者からのコメント
(N)のんちゃんこと長谷川いのりでーす。
(H)おかあさんの長谷川はるひでーす。売れましたねぇ。
(N)売れましたぁ。
(H)増刷しちゃったもんね。
(N)よかったねぇ。
(H)のんちゃんのためだけに書いたのに・・・・。
(N)こんなに売れるとは思わなかったよねぇ。
(H)《類書が無い》ってのが決め手だったらしい。
(N)《ニーズがある》って言われちゃったしー。
(H)そーだよ! 類書があれば、わたしが書く必要なかったじゃん。
(N)おかあさんにもニーズがあったんだ。
(H)あった、あった。だって、最近の《10代を巡る性の問題》ってすごいんだもん。どーやって性について話そうか、親として悩んじゃうよ。
(N)悩んだんだ。
(H)悩みましたっ!
(N)悩んだ結果が、この本なんだねぇ(しみじみ)。聞きましたか、みなさんッ! 悩んだ結果が、この本なのですよッ!! 母の苦労を、どうかみなさん読んであげて下さいまし(よよよ)。
(H)ちょっとまてぃ。それじゃ、この本がまるで暗いみたいじゃないかぁ。
(N)暗くないよねぇ。
(H)暗いハズないじゃん。
(N)ハズないじゃん〓って、そんなのみんな分かんないよ。
(H)だからぁ、この本を読めば分かるって。
(N)性格そのまま。
(H)何!?
(N)と、ゆーわけで、ぜひ買って読んで下さね。
(H)よろしくお願いしまーす。
抜粋
§9ポルノ
【アニパロ】 突然ですが、アニパロのポルノについて。アニパロ、アニメ・パロディの略。人気アニメやマンガのキャラクターを使ったイラストやマンガ。同人誌など作品の即売会は、コミケ(コミック・マーケット)と呼ばれる。コミケ会場にはコスプレ(コスチューム・プレイ=キャラクターの格好をする)の人々も集う。インターネット上にも、さまざまなファン・サイトがある。
最近はアニメやマンガだけではなく、ファンタジー小説の登場人物も、しっかり遊ばれているようですね。『遊ばれる』という表現が、ポルノグラフィーであることの証拠のようなものです。もちろんファンの心理としては、その登場人物をアイシテいるから遊んでしまうのですけれど。人気のある作品というのは、登場人物が魅力的です。その登場人物の魅力を基に、想像力の限りをつくして遊びまくる、これがアニパロの楽しみです。アニパロには、ホモネタ、ロリコン、SMなどがよく見られます。なんかアブナーイ、ちょっと興味があるー、でもイケナイことなんだよねー、好奇心ー、という事柄を、キャラクターの魅力とみごとにシンクロさせたところに、アニパロの喜びがあるんだろうと思います。これは、広い意味で「性的な刺激や満足を得るための作品」なので、ポルノの一種です。世の中には、いろいろな性の在り方が存在することを、学ぶ場でもあります。(でもッ、だからッ、虚構だからねッ。嘘八百なんだからッ。そのまま信じちゃ、ダメなんだよッ) 「人(キャラクター)を性的にイジメる、困らせる、泣かせる、傷つける」というポルノの特性も備えています。〓 そういう欲望が、人にはあるのです。そういう欲望を、作品として表現したい、表現したものを観賞したい、という欲求も、人にはあるのです。
【それをポルノとは呼ばないかもしれない】 ポルノは、女性や子どもや弱者を踏みにじる、構造や傾向を持っています。背表紙をチラリと見るだけでも不愉快になることが多いポルノですが、「女性が見ても不愉快でないポルノを作ろう」 「パートナーといっしょに見て楽しめるポルノを作ろう」 という動きがあります。人権を侵害しない、健全な性の喜びを喚起する作品を作りたいと願っているようです。ある人たちはそれを「ポルノ(売春奴隷、みだら)」とは呼ばず、別の言葉で呼んで、区別しようとしています。神様が造られたときには「きめて良かった」性について、健康的な性の喜びを表現する、誰も傷つけない、不当な支配や隷属がない、そんな作品を作ることは可能なのでしょうか?
「性の喜びを作品にしたい」 と願うなら、思い出すことは二つ。『性の喜び』は、神様がくださいました。『作品にする』ための想像力と創造力も、神様がくださいました。
聖書の中には、性的な描写があります。そのうちの多くは、人が如何に罪深いものであるかを示すため、神様がどんなに憐れみ深い方であるかを示すための描写で、それらをポルノとは呼ばないでしょう。でも、性的な刺激と興奮を与える目的のために書かれたとも解釈できる文書もあります。そこには、神様に造られた『性による喜び』が描かれています。え? 聖書のどこかって? ナ・イ・ショ。別の解釈もあるから。たぶん、今あなたたちが読んでも、何書いてあるかサッパリわかんないし。「子どもは読んでも分からない。青年には害があるだけ。あれは充分に成熟した大人が読んで味わう箇所」と言われています。それをポルノとは呼ばないかもしれません。
〔祈り〕 ポルノによる性に関する間違った情報を、信じないよう、お守りください。ポルノ製作に関わる危険から、子どもたちを、大人たちを、特に弱く貧しい人たちをお守りください。わたしたちに、想像する能力と創造する能力を、与えて下さって感謝します。性の喜びを作品として表現する方法が、もしあるのなら、神様に喜ばれる方法を、見いだすことができますように。
著者について
3児の母。養護学校、小学校の特別支援教育学級などで、産休・育休・病休の補充講師を勤める。日本キリスト改革派教会信徒。
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