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男性の性器について真正面から取り組んだ、力強いタッチの絵が印象的な絵本です。男の子が自分の性器に付いて自覚し、どう考え接して行けばよいのか、そのガイドとなるような本です。
本書は、「父親と息子がお風呂場で語り合う」というリラックスした場を導入とし、終始おだやかで親しみを込めたストーリー展開となっています。大きく分かり易い図解説明や、しっかりとした科学的説明も相まって、学校や家庭での性教育にも最適でしょう。
おちんちんの仕組み、勃起、射精、自慰について、穏やかでありながらもしっかりと正面から説明されています。例えばマスターベーション、おちんちんを触ることに関しては、「からだはどこを触っても気持ちがいい」という話から始まり、「気持ちいいということは素晴らしい感性なのだ」ということを説いています。おちんちんのことをよく知らない女性や女の子にとっても男性の性、おちんちんへの理解を得るために本書は力となってくれることでしょう。
性教育の分野では有名な山本氏による、当時、初の男の子向けの本が本書でした。男にも生理と呼ぶべき体の仕組みがあるという考え方は、現在では比較的一般的になってきたとも思いますが、この当時はまだ男性機能はシンプルにしかとらえられていなかったと言え、結果として、本書には著者の問題意識とその解決への想いが込められているように感じます。そして、絵のタッチの力強さが、それを後押ししているかのようです。((C) netman 「性の本棚」)
内容(「BOOK」データベースより)
長いあいだ、母親や教師たちから私に寄せられる期待に「男の子の性教育の絵本がほしい」という声がありました。そこで、思春期直前までの男子に、「自分の体に責任をもつ、体の主人公になってほしい」という大人たちの願いを込めて作成したのが、この絵本なのです。
内容(「MARC」データベースより)
ペニスの存在から性差を認知し、その機能を説明。さらに諸器官や性毛・包皮・急所・自慰などから「大人になること」までを紹介。おちんちんにまつわる性情報を網羅した絵本。1998年あゆみ出版刊の再刊。
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