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出版社/著者からの内容紹介
中国という巨大な国と、その中で暮らしている人々を徹底的に理解しようとすれば、うわべに表れた政治、社会、文学、芸術など「表」の文化だけを見ているのではあまりにも物足りない。その底辺に蠢く男女関係からなる性、すなわち「裏」の文化までをも見つめることで、初めて真の中国文化を立体的に理解することができるだろう。
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●目次
はじめに
●第1章 好色の伝統
好色は人間の本性/性器崇拝は祖先崇拝/纏足という名のエロチシズム/夜を制覇する者が昼を制覇する/男が茶壷なら、女は茶碗/開かれた寝室/好色文化の華は妓女/男色と男娼/好色と戒色はコインの裏表/悲しき烈女碑/男は才能、女は美貌/人肉が精力剤
●第2章 英雄・豪傑、好色の饗宴
皇帝の初夜の証拠は血に染まった白い絹/酒池肉林の恍惚郷/男殺しの美人夏姫/美人コンテストの元祖、隋の煬帝/天下無双の好色魔、海陵王/三千人の男妾を囲った則天武后/絶世の美女、趙氏姉妹/美人救国論vs美人亡国論/毛沢東と女たち
●第3章 中国のエロス文学と性表現
天子の髷をも解くエロス文学/現代人もびっくり仰天! 中国のポルノグラフィー/妻は妾に及ばず、妾は妓女に及ばず/中国人の女体美はアンバランス/雲雨の情/セックスを漢字で表現する/春画とエロス/おならとセックス
●第4章 中国の歴史は夜に作られた
性交による疾病治療/房中術という名の秘術/セックスはバトルだ?/官職が上がれば逸物も大きくなる?/見ていいものとやっていいもの
●第5章 エロスの近代
中国版「キンゼー・レポート」/一九二〇年代にあったヌード・デモ/近代中国における名士たちの恋愛革命/新中国の歪曲された性文明/強姦魔たち/文盲と性盲/醜悪な性風俗
●第6章 中国性文化革命
国門開放と性門開放/一九八八年の裸体画展騒動/中国最初のセックス・ショップ/不倫という名のロマンス/たかだか貞操なんて!/中学生の恋愛ブーム/性教育は低俗?/現代版『金瓶梅』と好色文化/中国五千年史上最初のヌードモデル/公衆便所と同性愛/中国男子は死んだ?/公的に認められているセックス産業
後記
参考文献